ラズパイ工房

Raspberry Piとの奮闘記

プルアップ抵抗、プルダウン抵抗 [電子工作]

今回は、プルアップ抵抗とプルダウン抵抗の説明です。
 
スイッチがOFFになった場合、入力端子は宙ぶらりん状態になってしまい 0V で安定できません。
また、外部からのノイズを拾ってしまうことにより誤動作を引き起こすことがあります。
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誤動作をなくすため、入力端子にHIGH、LOWを正しく伝達するために
プルアップ抵抗、プルダウン抵抗を用います。
 
プルアップ抵抗とは
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入力端子にプルアップ抵抗を指定(pull_up_down=GPIO.PUD_UP)した場合、内部で上の図の様な接続になるため、
タクトスイッチがOFFの場合は、「HIGH」になり、
タクトスイッチがONの場合は、GNDに接続され「LOW」になります。
 
プルダウン抵抗とは
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入力端子にプルダウン抵抗を指定(pull_up_down=GPIO.PUD_DOWN)した場合、内部で上の図の様な接続になるため、
タクトスイッチがOFFの場合は、「LOW」になり、
タクトスイッチがONの場合は、電源に接続され「HIGH」になります。
 
プルアップ抵抗とプルダウン抵抗の使い分けについては、いまいちわかっておりません...
ただ、いろいろなサイトを参考にしてみると、プルアップ抵抗を用いるのが一般的の様に思えます。