ラズパイ工房

Raspberry Piとの奮闘記

Basic usage

GPIO制御ライブラリのインポート

<フォーマット>
  1. import ライブラリ名 as 名前
 
<サンプル>
  1. import RPi.GPIO as GPIO
 
importは、ライブラリを読み込むためのコマンドになります。
「as 名前」を加えてimportするライブラリに名前を付けることで、以降のライブラリ呼び出しを簡単にします。
 
Raspberry PiでGPIOを制御するためのライブラリは、主に「RPi.GPIO」と「wiringPi」の2つがあります。
 
「RPi.GPIO」は、Rasbianに標準でインストールされているPythonライブラリで、
「wiringPi」は、C言語ライブラリになります。
「wiringPi」については、Pythonからもアクセスすることもできるそうです。
 
当ブログでは、とりあえず標準であるものをということで「RPi.GPIO」を使用していきたいと思います。

GPIOピン番号の指定方法の設定

<フォーマット>
  1. ライブラリ名.setmode(ライブラリ名.BCM)
              or
  1. ライブラリ名.setmode(ライブラリ名.PIN)
 
<サンプル>
  1. GPIO.setmode(GPIO.BCM)
              or
  1. GPIO.setmode(GPIO.PIN)
 
以降のプログラムでGPIOを指定する場合は、setmodeの設定に従って指定します。
「setmode(ライブラリ名.BCM)」= GPIOの番号で指定
「setmode(ライブラリ名.BOARD)」= PINの番号で指定
GPIOの番号/PINの番号についてはは、こちらをご参考ください。
 
Raspberry Pi 2 Model B
f:id:innogress:20160507112943p:plain  f:id:innogress:20160507131226p:plain
 
getmodeメソッドで、現在の設定を確認することも可能です。
<フォーマット>
  1. ライブラリ名.getmode()
 
<サンプル>
  1. mode = GPIO.getmode()
 

クリーンアップ

<フォーマット>
  1. ライブラリ名.cleanup()
 
<サンプル>
  1. GPIO.cleanup()
 
cleanupメソッドは、GPIOピンのシステムクリアを実行します。
プログラムの最後にcleanupメソッドを実行させることで、次回実行時に初期状態からスタートすることができます。
 
また、チャネルを指定することで、チャンネルごとにクリアすることも可能です。
 
<サンプル>
  1. GPIO.cleanup(channel)